平成25年度 関東支部総会・懇親会報告

2013年度徳島文理大学薬友会 関東支部会報告

・日時 : 2013年8月25日(日)11:00~14:00

・場所 : 新宿プリンスホテル トリアノン

◆講演会

「後発酵茶(阿波晩茶等)の抗酸化作用」徳島文理大学薬学部 医療薬学講座 教授 京谷庄二郎 先生

薬友会会長でもあり、徳島文理大学薬学部OBでもある京谷先生から大学近況報告の後、講演がなされた。

後発酵茶類は、血圧降下作用が有名だが、空気を遮断して嫌気性菌によって発酵させた後発酵茶は二段階発酵茶である碁石茶(高知)や石鎚黒茶(愛媛)等もあるが、SOD様活性の差があり、特に阿波晩茶で大きな値が示された。また後発酵茶にはポリフェノール、カリウム、リン酸以外にも酵素やたんぱく質の一部を構成し、抗酸化反応において重要な役割を担っているセレンや味覚障害にも有効な亜鉛も含まれる。比較的安価な阿波晩茶を試してみたい(都内アンテナショップでも販売されていた)。

 

 

 

 

 

 

◆関東支部総会
・会計報告:2012年度会計報告が山﨑副支部長(会計担当)より報告され承認された。
・総会報告:三上支部長より総会議事録配布の上、概容説明がなされた。薬友会HP(求人紹介、住所変更コーナー新規作成、大学薬学部Face Book)
・本部からの依頼事項:案内状の郵送費削減の為電子メールの活用依頼があることから、我々関東支部役員としても早速QRコードからアクセスし登録を済ませた。
・役員:次年度も三上支部長(17期)、山﨑副支部長(33期)、八津川(1期)、篠原事務局(4期)の体制が承認された。
・次回開催:次回も日曜日開催とし、2014年8月24日(日)開催の了承を得た。

※支部会終了後、同会場(新宿プリンスホテル トリアノン)を予約

 

 

 

 

 

 

◆「副作用診断教育プログラム」
四国では徳島大学、徳島文理大学の薬学部に加え、徳島文理大学香川薬学部、松山大学薬学部と増え、文部科学省「平成24年度大学間連携共同教育推進事業」選定取組として四国の全薬学部の連携・共同による薬学教育改革の取り組みでもある。これは、現職・離退職薬剤師を対象とした「副作用診断教育プログラム」である。

副作用の推論力を養い臨床能力の向上を図ることを目的としたもので、場所や時間を選ばないオンライン講義が可能で期間中は何度でも繰り返し受講でき反復学習が可能である。

今般、「副作用診断教育プログラムG講座」が7月16日(火)から無料開講された。早速申し込み、「受講料: 0円 (副作用診断講義 G講座 )」の受講を開始してみた。

◆支部長後記

・今回の参加者は全15名と少なかったが、今後も卒後教育の機会提供等を通じて参加者拡大につなげてゆきたい。

以上

文責:篠原(三上、山﨑)